四季彩

今年一年を締めくくるにはまだ早すぎるけれど、自分の周りからは訃報の知らせが多い年でした。　それは、親戚関係から始まり同業者であったりお客様であったりと。
そういう年代になってきたという事でしょうか。
当然の事ながら悲しく、また残念でもあるけれど、昨日お通夜の席でのお坊さんが話されていた通り、仕方のない無常がそこにはあるんでしょう。

無常、確かに思い当たる節があるような。。。
それは、物事に対する考え方や接し方も、時の流れによって自分自身の中に大きな変化もあったようです。
若かりし頃、それは年老いていく事など全く頭の中にはなかったし、肉体的な衰えとかは考えようともせず、ただその若さや青春の真っ只中にいる事だけで毎日が充実していたような日々を送っていました。　それとは裏腹に、ここ最近では時間という観念にすごく敏感になっている自分がいる事を感じます。

それは、家族との関わりはもちろん、友人との付き合いやお店の中でもお客様との関わりのその一瞬一瞬がとても大事に思えてきました。　この年にして今更ながらなんでしょうけれどね（笑　　　　　　　　　　決して遅すぎると笑わないように（恥
　　
昔から好きな熟語の一つに ”一期一会 ”というのがあり、それも無常と通じるものがあります。
意味そのものは知っていたつもりでしたが、ここ最近やっとこの言葉の持つ意味の深さをを知ったような気がします。

昨日の帰り道々そんな事を考えていました。

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