四季彩

北国での配達には兎角神経を使います。
花束にしろアレンジメントにしろ、車に詰め込む間の外気に触れる瞬間！ そして、お客様の玄関までたどり着く僅かな時間が致命傷となる事があります。

特にラン系、中でも胡蝶蘭なんかは、瞬間冷凍です（泣
ただ、もちろんその場ですぐ黒くなったり萎えてくる訳ではありませんが、２～３時間もすれば段々とその兆候が表れてきたり。。。
冬場のユキヤナギやコデマリなんかは３０分から１時間で変色したりするので、ブライダル装花の作り込んだものを運ぶ時は、大きなビニール袋ですっぽり覆わなければなりません。

もちろんそんな作業は手慣れたものですが、それにしてもやはり余計な時間がかかったりもするんですよ＾＾；
大きな高砂装花の場合、いくつかに分割して作りそれを現場で合体作業となります（笑

葬儀の場合の大きなスタンド花！
これに至っては、菊の花はまぁまぁ心配はないのですが、中央部分に挿したユリや胡蝶蘭なんかは、やはりそこの部分だけ綿で包んだりしています。

そうそう冷え切った車に積み込むのも、ムリ (=ﾟωﾟ)
排ガス削減の対処策としての一つにも謳われている”アイドリング”・・・これなんかも守る訳にはいかないんです。　しばらく暖めておかなければ完全に冷凍車ですから（爆
まぁガソリンの無駄遣いというか、余計なところで経費もかかってきます。

そんな訳で、今日の結婚式の花も完全防備でした（笑

台車の上で包まってます＾＾（携帯で撮ったけど、寒くて写りも悪いのか・・）

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